気象病は、気圧・気温・湿度といった気象の
急激かつ大きな変化により起こります。
特に自律神経の乱れが原因で起こると考えられています。
その中でも気圧の変化による影響がとても大きいと言われており、気圧が低下する『天気の下り坂』の時に症状が出やすいと言われています。
特に日本の平均気圧は春から夏にかけて低くなり、
秋から冬に高くなる傾向にあります。
その為、頭痛の頻度は5月~10月に多く、
11月から4月に少なくなる傾向にあるようです。
梅雨の時期は梅雨前線上を低気圧が横断するため日本列島の気圧は低下しやすくなります。
また台風は大型の低気圧であるため、
台風の接近に伴い圧は低下します。
気象病の症状がこれらの時期に集中するのはそのためだと考えられています。